【山田の現場ブログ】
屋根下地補修と軒天部補強で雨漏りリスクを解消
今回、摂津市高岡様邸にて、瓦屋根の一部下地補修および軒先の補強・塗装工事を実施いたしました。屋根の下地には劣化が見られ、また軒天部分にひび割れや構造のゆるみがあったため、雨漏りや剥落のリスクを軽減する補修工事を行いました。
屋根と軒の補修は、住宅の安全性と長寿命化に直結する重要なメンテナンスです。
屋根・軒補修工事のポイント
今回の工事では、以下のポイントを重視しました。
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劣化した瓦屋根下地の木材補強と新しい野地板の施工
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防水シート(ルーフィング)による雨水対策
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軒部分のひび割れ補修およびL型金具の固定で構造補強
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下地補修後の仕上げ塗装で美観と耐候性を確保
屋根と軒の接合部は雨水が侵入しやすいため、構造的補強と防水対策の両立が必要不可欠です。
施工の流れ
1. 既存瓦の取り外しと下地確認
破損・劣化した葺き土や木材を撤去し、状態をチェック。
2. 木下地補強と野地板の新設
腐食箇所を新しい木材で補強し、さらに構造合板を増し張り。
3. 防水シートの敷設
ルーフィング材を全面に張り、防水性を強化。
4. 軒部分の補修・金具固定
ひび割れた軒の接合部に金物を取り付け、落下防止や耐震性を向上。
5. 下塗り〜上塗り塗装仕上げ
軒天部分にローラーで丁寧に3工程の塗装を行い、見た目と耐久性を回復。
施工のこだわりポイント
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腐食した屋根下地の徹底補強:木部を新設し、耐久性のある構造に
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屋根と軒の境界部の防水施工:水の侵入経路を断ち、雨漏りを防止
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ステンレス製金具で軒を固定:揺れや重みに強い構造へ強化
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丁寧な塗装仕上げ:細部までローラーで施工し、美しく長持ちする軒に
施工後の効果とお客様へのメッセージ
本工事により、屋根下地の雨漏りリスクを軽減し、軒先の安全性・美観が大幅に向上しました。目に見えない下地部分の補修を怠ると、大きな損傷につながるケースもあります。
山田興業では、屋根や外壁の見えない部分まで丁寧に点検し、必要な施工をご提案しています。
お住まいのことで気になることがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。
このたびは、高岡様よりご依頼いただき誠にありがとうございました。