【大阪府茨木市彩都あさぎの外壁・屋根塗装】外壁に複数のクラックと苔汚れを確認!現地調査レポート

現地調査をしてきました

今回は、大阪府茨木市彩都あさぎにて、外壁および屋根の塗装をご検討中のお宅へ現地調査に伺いました。静かな住宅街の中にある木造2階建ての一戸建てで、外壁はモルタル仕上げの吹き付けリシン仕様。落ち着いた黄色系の外壁が特徴的なご住宅でした。

当日は朝から快晴。事前にお電話でお話ししていたご主人様に玄関先でご挨拶し、丁寧にヒアリングを行った後、調査を開始しました。今回の現地調査では、主に外壁の状態確認と屋根の目視・周囲からの撮影、雨樋や付帯部の状況把握が目的です。

まず玄関周りの壁面を確認すると、細かく長いクラック(ひび割れ)が縦方向に走っていました。このタイプのクラックは経年劣化によるもので、雨水の侵入リスクが高まる兆候です。南側外壁に明確なクラックが何本か確認でき、すでに雨水が染み込んだ形跡もあります。

また、軒下から壁面にかけて、苔や藻の繁殖が見られ、外壁全体にくすみや黒ずみが発生しています。これは日当たりと通気性の問題が影響しており、汚れの放置によって塗膜の防水性能が大きく低下している状態です。

さらに裏側の木製フェンスは、退色と劣化が進行しており、こちらも塗装や板の取り替えをご提案予定です。追加提案として、お客様から「この門もきれいになりますか?」とのご相談があり、弊社としては木部専用塗料を用いた再塗装をご提案させていただきました。ご主人様も「ぜひそれもお願いしたい」と前向きなご返答をいただきました。

調査を終えて感じたのは、外壁全体の塗膜劣化が広範囲に及んでいるため、部分補修ではなく、全体の再塗装を行うことで防水性・美観の両面で安心していただけるということ。これらを踏まえて、次回のご提案では外壁・屋根の塗装プランを複数ご用意し、耐候性とデザイン性を兼ね備えたプランニングを行う予定です。


茨木市彩都あさぎの外壁に見られたクラックとその危険性について

今回の現地調査では、複数箇所にわたりクラック(ひび割れ)が確認されました。写真にあるように、外壁の表面には縦方向のクラックが細く長く入っており、特に南側と東側の壁面で顕著でした。外壁の素材はモルタル仕上げのリシン吹き付けで、経年劣化により塗膜が硬化し、建物のわずかな動きに追従できずにひび割れが発生してしまいます。

このクラックを放置すると、雨水が内部に浸入し、下地の木材や断熱材を腐食させる原因になります。特に南側は太陽光を多く受けるため、熱による伸縮が激しく、クラックが進行しやすい場所です。今回の建物も築15年以上が経過しているとのことで、定期的なメンテナンスが必須の時期に入っていることが分かりました。

さらに、クラックの幅が0.3mmを超える箇所もあり、これらは構造クラックの可能性も否定できません。構造クラックは建物の荷重や基礎の動きによって起こるため、ただの補修では不十分です。場合によっては下地からの補強も検討すべきと判断しています。山田興業では、専門の建築士と連携し、必要に応じて構造面の補強提案も行っています。

調査を通じて明らかになったのは、このクラックを早期に処置しないと、雨漏りやカビの発生、さらには内部腐食による大規模改修が必要となる恐れがあることです。お客様の大切なお住まいを守るためにも、早期の全体補修と再塗装を強くおすすめいたします。


外壁の苔・藻の繁殖と塗膜劣化の関係

外壁調査時に特に気になったのは、北面および東面の壁に見られた苔や藻の繁殖です。写真3枚目をご覧いただくと分かるように、特に軒下付近から壁にかけて黒ずんだ筋状の汚れが目立っていました。この現象は、周囲の植栽や風通しの悪さ、雨だれなどが原因となっており、塗膜の撥水性能が低下している証拠でもあります。

リシン吹き付け仕上げは美しい質感を保てる一方で、表面が細かく凹凸になっているため、汚れが溜まりやすく、苔や藻が繁殖しやすい特徴があります。また、放置してしまうとその部分だけ再塗装しても密着性が悪く、すぐに再発してしまいます。したがって、まずは高圧洗浄をしっかりと行い、下地を整えてからの塗装が不可欠です。

このような苔の繁殖は見た目の問題だけでなく、外壁の劣化を早める要因となります。水分を含んだ状態が長期間続くと、外壁が常に湿気にさらされ、クラックの進行や剥離の原因にもなります。また、冬場には凍害も引き起こす可能性があるため、放置は厳禁です。

さらに、お住まいの方の健康にも影響を及ぼす可能性がある点にも注意が必要です。苔やカビの胞子が空気中に飛散し、アレルギーや呼吸器系の症状を悪化させることがあります。見た目だけの問題と捉えず、住環境の安全性向上のためにも、定期的な外壁洗浄と塗装メンテナンスが重要です。

今後のご提案では、防苔・防カビ性能のある塗料や光触媒塗料なども含めたプランを検討し、お客様の生活環境に合った最適な外壁保護策をご提案してまいります。


屋根・付帯部の確認と塗装時の注意点

今回の現地調査では、屋根の状態も遠望および脚立での目視確認を行いました。瓦はスレートタイプで、全体的に退色と表面のざらつきが見られ、明らかに塗膜が機能していない状態でした。北側の屋根面では特に苔の発生が目立ち、部分的に薄い緑色に変色していたのが印象的です。これにより撥水性が著しく低下しており、雨水が屋根材内部に染み込みやすくなっていると判断できます。

また、軒樋や破風板、雨戸といった付帯部も塗膜が色褪せており、紫外線と風雨による経年劣化が進行していました。特に破風板は素材が木製であるため、劣化が進行しやすく、将来的な腐食リスクを軽減するためにも板金カバーや高耐久塗料の使用を推奨いたします。

塗装時には、屋根と外壁だけでなく、こうした付帯部の補修も並行して行うことが非常に重要です。付帯部は面積が少ないため後回しにされがちですが、建物全体の印象や耐久性に大きく影響を与える箇所です。特に雨樋の劣化は排水トラブルを引き起こし、雨漏りの要因にもなるため、塗装または交換対応を視野に入れる必要があります。

また屋根塗装においては、使用する塗料の選定も慎重に行う必要があります。近年では遮熱機能を持った塗料が人気で、夏場の室内温度を2〜3度下げる効果が期待できます。茨木市は夏場の気温が高いため、遮熱塗料を用いることで冷房効率が向上し、光熱費の削減にもつながります。

このように屋根・付帯部の塗装は、建物の防水性や美観だけでなく、機能性向上にも大きく貢献する工事です。全体の調和を図るためにも、細部にまで配慮した丁寧な施工計画が求められます。


今後ご提案する外壁・屋根塗装プランの方向性

今回の現地調査を踏まえ、お客様にご提案予定の外壁・屋根塗装プランは、「耐久性」「美観」「防汚性」の3点に重点を置いた内容になる予定です。まず外壁には、クラックへの追従性が高く、柔軟性のあるシリコン樹脂塗料またはフッ素系塗料の使用を検討しています。特にフッ素塗料は耐候性が非常に高く、長期間美しさを保つため、10年以上のメンテナンスサイクルを目指すお客様には最適です。

屋根については、遮熱機能付き塗料を使ったプランを軸に、現状の退色と苔の進行度合いを踏まえて、2回塗りまたは3回塗りを基本とする丁寧な施工を計画しています。また、洗浄と下地調整工程をしっかりと確保し、密着性の高い仕上がりを実現するための工程管理も徹底いたします。

付帯部に関しても、全て同時に塗装を行うことで、美観の統一と将来的な手間の削減を図ります。例えば、破風板は劣化が激しいため、浸透性の木部保護塗料での下塗り+上塗り2回の計3回塗りを行い、剥がれにくい仕上がりを目指します。

加えて、お客様からのご要望により、木製門扉の再塗装も施工範囲に含めます。こちらは木部専用の自然由来塗料を使い、建物の外観と調和したナチュラルで温かみのある仕上がりをご提供予定です。

ご提案の際には、実際の仕上がりイメージを事前に確認できるカラーシミュレーションも活用し、納得のいく色選びをサポートいたします。また、補助金や助成金制度の活用可能性についても併せてご案内し、よりお得に施工できるプランも検討してまいります。


まとめ

大阪府茨木市彩都あさぎでの外壁・屋根塗装に向けた現地調査では、外壁のクラックや苔、屋根の退色、付帯部の劣化といった問題が明らかになりました。築年数を考慮すると、建物全体の塗装リフォームのタイミングとして非常に適切な時期です。今後は高耐久・防汚性に優れた塗料を用いた塗装プランをご提案し、美観と防水性の両立を目指したリフォームを行ってまいります。


よくある質問

Q. クラックがあってもすぐに雨漏りするわけではないのですか?
A. すぐに雨漏りするとは限りませんが、放置すると内部への浸水が進み、大きな損傷につながる可能性があります。早めの補修が重要です。

Q. 苔や藻が発生しているだけなら高圧洗浄だけで大丈夫ですか?
A. 洗浄だけでは根本解決にならず、再発のリスクも高いため、防カビ・防藻性能のある塗料での再塗装が効果的です。

Q. 木部(門など)の塗装もお願いできますか?
A. はい、木部専用塗料を使用して再塗装が可能です。自然な風合いを活かした仕上がりにも対応しております。


今回の工事に関するコツ

今回のような築15年以上の住宅に対する外壁・屋根塗装リフォームにおいて重要なコツは、「劣化の根本原因を正確に把握し、部分補修に頼らず全体最適を目指す」ことです。外壁のひび割れや汚れは一見表面的な問題に見えますが、多くの場合、塗膜機能の喪失や下地の劣化が原因となっています。そのため、応急処置ではなく、しっかりと下地から補修し、耐久性のある塗料で仕上げることが長持ちの秘訣です。

また、屋根は建物の最も過酷な環境にさらされている箇所であるため、屋根材の材質に適した塗料選びが重要になります。スレート屋根には特に密着性の高い下塗り剤を使用し、塗装工程を丁寧に重ねることで、ひび割れや剥がれを防ぐことができます。

付帯部についても軽視してはいけません。雨樋、破風、鼻隠し、シャッターBOXなどは劣化が進んでいるケースが多いため、外壁塗装と同時に一貫して施工を行うことで、見た目の統一感とメンテナンス性の向上が実現できます。

さらに、カラー選定も大切なステップです。弊社ではカラーシミュレーションを活用し、仕上がりイメージを事前に確認していただけるので、イメージと異なるトラブルも防げます。景観や周囲の建物との調和も考慮しながら、納得のいく色選びをサポートいたします。

今回のように、複数の劣化症状が見られるお住まいにおいては、単に「塗る」だけでなく、「住まいを再生する」意識での施工が重要です。これが、山田興業の職人が常に大切にしている考え方です。

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株式会社山田興業は、大阪府摂津市を拠点とした日本全国対応可能な外壁塗装・屋根工事を手がけるプロフェッショナル集団です。地元大阪で生まれ育った経験を活かし、摂津市内はもちろん近隣エリアにお住まいのお客様へ迅速かつ丁寧な対応をお約束します。

まず山田興業がもっとも重視するのは「職人の目」と「お客様の声」です。ヒアリングでは現地調査の段階から地域特有の気候や建物の劣化状況をふまえ、専門知識を持った職人が直接お話を伺います。外壁や屋根のひび割れ、雨漏りの兆候、劣化具合を丹念に確認し、お客様のライフスタイルやご予算、ご希望のデザインまできめ細かに把握することで、無駄のない最適プランを提案します。

次に、山田興業では最新技術を積極導入しています。例えば摂津市の住宅密集地でも安全に現地調査を行うため、ドローンを活用した高所点検を実施。屋根や外壁の隅々まで鮮明な映像データを取得し、目視では見落としがちな劣化箇所を逃しません。また、カラーシミュレーションシステムを使い、施工後のイメージを事前に可視化。大阪の街並みに映える配色やアクセントカラーの組み合わせを、実物に限りなく近い形でご確認いただけます。そして、山田興業は工事後もずっと安心していただけるアフターフォロー体制を整えています。施工完了後は年に一度点検を実施。外壁や屋根の状態を細かくチェックし、必要に応じて無償で補修・メンテナンスのご案内を差し上げます。万が一、施工に起因する不具合が発生した場合にも、保証書に基づき迅速に対応。地域企業として、大阪で長く信頼を築くことを目指しています。

最後に大阪府摂津市の山田興業では「0円リフォーム」のご提案も強みです。市販ローンの借り換えプランや補助金・助成金の活用方法を専門スタッフがサポートし、お客様の負担を軽減。見積もりはすべて無料で、大阪・摂津市のお住まいの皆さんはもちろん全国のお客様の住まいをより快適にするための最適プランを安心価格でご提供します。多くの皆さまに選ばれ続ける山田興業のこだわりを、ぜひ体感してください。

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