【大阪市北区天神橋】陸屋根の防水シートが劣化して苔と汚れがびっしり!屋根防水工事に向けた現地調査を実施しました!

現地調査をしてきました


今回は大阪市北区天神橋の集合住宅にて、屋根防水工事に向けた現地調査を実施いたしました。建物は4階建てで、最上階の屋根は陸屋根(フラット屋根)仕様。調査当日は朝から快晴で、私たちも張り切って出発。谷町線の南森町駅から徒歩で現地入りし、現場の屋上に上がりました。

目に飛び込んできたのは、全体に黒ずみと苔が広がった防水シートの劣化状況。中央部から右半分は緑色の苔が密集し、部分的には防水層がすでに露出している箇所も見受けられました。左側には比較的新しい防水層が施工されており、途中から防水改修が中断されたか、別の業者で段階的に施工された可能性が高いと見られます。

建物管理者様から「雨漏りはまだ出ていないが、見た目がひどいので早めに対応したい」とのご相談をいただいており、今回は防水層の全面改修を視野に入れた調査です。歩行による沈みや浮き、雨水の溜まり具合なども丁寧にチェックし、施工方法や工期の目安を管理者様と共有させていただきました。


現状の屋根状態と防水層の劣化状況


現地調査で最も目立ったのは、防水層の劣化に伴う苔の繁殖です。特に東面から中央部にかけては、緑の苔がびっしりと繁殖しており、防水機能の喪失が進行していることが見て取れました。これは表面のトップコートが剥離し、下地が雨水や湿気を保持しやすい状態になっている証拠です。

さらに歩行検査を行った結果、複数箇所で“フカフカ”とした感触があり、下地の断裂や浮きが疑われる状況でした。防水層が膨れたり、浮いてしまうと、その隙間から雨水が入り込みやすくなり、建物内部への浸水リスクが高まります。実際に雨染みは見受けられませんでしたが、雨漏りの「一歩手前」の状態と判断できます。

また、既存防水と新しい防水の継ぎ目部分は段差ができており、ここからの水の浸入も懸念されます。このまま放置しておくと、次の大雨や台風の際に、漏水の発生が高確率で起こると予想されます。


必要な工事内容と施工の方向性



今回の屋根防水工事では、既存の劣化した防水層を一度全面撤去し、新たに防水処理を行う「絶縁工法」または「密着工法」が候補となります。現場の構造と既存下地の状態を考慮すると、下地との縁を切って膨れを抑制できる絶縁工法が最適と判断しています。

また、部分的に施工された防水層があるため、その継ぎ目部分に処理を加えないと、水の逃げ道となり雨漏りの原因になります。そのため、既存の新しい部分も上から一体で再施工する「全面改修」を推奨しております。

素材としては耐久性に優れた「高耐久ウレタン防水」や「塩ビシート防水」が選択肢となります。使用用途が集合住宅のため、耐久年数とメンテナンス性を重視した素材の選定が必要になります。工期としては天候にもよりますが、約7日間程度を想定しています。


工事における注意点と提案

今回の屋根は、居住者の洗濯物干しスペースや室外機が設置されている場所でもあるため、作業中の居住者様への配慮が非常に重要です。仮設の足場や安全ネットの設置はもちろん、工事音や通行の妨げが最小限になるよう調整が必要となります。

特にエアコンの配管が防水層の上を通っている箇所があり、ここは施工の際に配管を一時的に浮かせるなどの特殊な対応が求められます。施工中のエアコン使用可否についても事前に通知し、住民の皆さまにご理解をいただく必要があります。

さらに、今回の調査をもとに、建物の美観を保つために屋根だけでなく、外壁との取り合い部分も一緒に点検・補修する提案を追加いたしました。お客様も「せっかくならまとめてお願いしたい」と前向きな反応を示してくださり、今後の提案資料に組み込む予定です。


今後の提案と次回のステップ

今回の調査結果を踏まえ、屋根全面改修に加えた外壁の補修提案書と、工事にかかる見積書を作成中です。また、カラーシミュレーションにより、屋根色を変更したい場合の提案も行う予定です。

お客様との打ち合わせでは、今後20年近く住民の皆さまが安心して暮らせる建物にしたいという強い意向がありました。山田興業としても、その想いに応えられるよう、耐久性・防水性・美観すべてに配慮したプランをご提案させていただきます。

次回は正式な御見積とともに施工計画書を提出し、着工スケジュールの調整に入る予定です。お客様にとっても住民の方々にとっても、負担の少ない形で進行できるよう、工程の見える化にも力を入れてまいります。


まとめ

大阪市北区天神橋で行った屋根防水工事の現地調査では、防水層の苔・浮き・劣化が広範囲に見られました。屋根の全面改修が必要な状態であり、居住者様への配慮や外壁との取り合いにも注意が必要です。今後は総合的な改修プランのご提案を通じて、長く安心できる住まいづくりをサポートいたします。


よくある質問

Q1. 屋根の苔があるだけでも防水工事は必要ですか?
A. はい、苔の発生は防水機能の低下を示すサインです。放置すると建物内部に雨水が侵入し、雨漏りにつながる恐れがあります。

Q2. 屋上の室外機はどうなるの?
A. 室外機の移動が必要な場合は、当社で一時移設や保護を行いますのでご安心ください。

Q3. 屋根の色は変更できますか?
A. はい、事前にカラーシミュレーションを実施し、お好みに合った色に仕上げることが可能です。


今回の工事に関するコツ

屋根防水工事において最も重要なのは、「劣化の初期段階で対処すること」です。苔や黒ずみが見えた段階で防水層の劣化が始まっている可能性が高く、放置すれば下地材の腐食、建物内部への浸水被害に発展してしまいます。そのため、定期的な屋根点検とメンテナンスが長寿命化へのカギとなります。

今回のような陸屋根では、水はけが悪く、雨水が滞留しやすいため、ウレタン防水や塩ビシート防水などの優れた排水性と耐久性を兼ね備えた工法を採用するのが理想的です。特に絶縁工法は、下地の状態が悪くても膨れや破れを防げるため、集合住宅や築年数が経った建物に最適です。

また、工事の際は住民への周知と生活動線への配慮が欠かせません。足場の設置や施工時の音、エアコン配管の対応など、細やかな施工計画がトラブル防止に繋がります。山田興業では、事前のご説明・写真付き報告・LINEでのリアルタイム共有なども行い、常に「見える工事」を心がけています。

さらに、工事後のアフターフォローも忘れてはいけません。当社では年1回の定期点検を実施し、万一の不具合があれば迅速に対応する体制を整えています。「工事して終わり」ではなく「工事してからが本当の始まり」という信念のもと、住まいを長く守るお手伝いをしています。

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大阪府摂津市の山田興業のこだわり

株式会社山田興業は、大阪府摂津市を拠点とした日本全国対応可能な外壁塗装・屋根工事を手がけるプロフェッショナル集団です。地元大阪で生まれ育った経験を活かし、摂津市内はもちろん近隣エリアにお住まいのお客様へ迅速かつ丁寧な対応をお約束します。

まず山田興業がもっとも重視するのは「職人の目」と「お客様の声」です。ヒアリングでは現地調査の段階から地域特有の気候や建物の劣化状況をふまえ、専門知識を持った職人が直接お話を伺います。外壁や屋根のひび割れ、雨漏りの兆候、劣化具合を丹念に確認し、お客様のライフスタイルやご予算、ご希望のデザインまできめ細かに把握することで、無駄のない最適プランを提案します。

次に、山田興業では最新技術を積極導入しています。例えば摂津市の住宅密集地でも安全に現地調査を行うため、ドローンを活用した高所点検を実施。屋根や外壁の隅々まで鮮明な映像データを取得し、目視では見落としがちな劣化箇所を逃しません。また、カラーシミュレーションシステムを使い、施工後のイメージを事前に可視化。大阪の街並みに映える配色やアクセントカラーの組み合わせを、実物に限りなく近い形でご確認いただけます。そして、山田興業は工事後もずっと安心していただけるアフターフォロー体制を整えています。施工完了後は年に一度点検を実施。外壁や屋根の状態を細かくチェックし、必要に応じて無償で補修・メンテナンスのご案内を差し上げます。万が一、施工に起因する不具合が発生した場合にも、保証書に基づき迅速に対応。地域企業として、大阪で長く信頼を築くことを目指しています。

最後に大阪府摂津市の山田興業では「0円リフォーム」のご提案も強みです。市販ローンの借り換えプランや補助金・助成金の活用方法を専門スタッフがサポートし、お客様の負担を軽減。見積もりはすべて無料で、大阪・摂津市のお住まいの皆さんはもちろん全国のお客様の住まいをより快適にするための最適プランを安心価格でご提供します。多くの皆さまに選ばれ続ける山田興業のこだわりを、ぜひ体感してください。

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