現地調査をしてきました

今回は、大阪府摂津市北別府町にて屋根部分の補修に向けた現地調査を行ってまいりました。調査に向かったのは、10月の少し肌寒い朝。現場までは当社の軽トラックで向かい、途中で見かけたコスモス畑が季節の移ろいを感じさせてくれました。
お客様からは「台風の後から雨漏りが心配になった」とのご相談を受け、早急に現地調査を手配しました。今回の建物は築35年ほどの木造住宅で、瓦屋根を採用されていました。
まずは目視で外観をチェック。写真1枚目の通り、屋根裏付近の外壁に大きく走るクラック(ひび割れ)を確認。構造的な歪みや雨水の侵入が懸念される状態でした。次に、軒天部分の調査を行ったところ、雨染みや腐食の兆候が多数見られました。ここからも、経年劣化がかなり進んでいることが分かります。
屋根に登って瓦の状態を調べると、表面に光沢はあるものの、一部瓦のズレや固定不良、瓦の割れが複数箇所で確認されました。特に南面の屋根では風の影響を強く受けており、飛散リスクも高まっていました。
調査を終えてお客様へ状況をご報告し、屋根の部分補修だけでなく、防水処理と軒天の張替えも含めた追加提案をいたしました。お客様からは「思っていたより劣化していたので、しっかり直してもらえると安心です」と前向きなお返事をいただきました。
ひび割れた外壁と構造への影響

今回の現場では、特に注目すべきポイントが屋根裏の外壁部分に現れた大きなクラック(ひび割れ)です。このようなひび割れは、美観だけでなく建物の構造安全性に大きく関係します。写真でも確認できるように、縦横に大きく割れており、内部へ雨水が浸入している可能性が高いです。
雨水が内部に侵入すると、壁体内の断熱材や木材が湿気を含み、カビや腐食を引き起こします。さらに進行すると、白蟻の発生や柱の強度低下といった深刻な問題に繋がることもあります。ひび割れの根本的な原因は、築年数による建物のたわみや地盤の沈下、台風や地震などによる外力と考えられます。
今回は、屋根裏周辺に限定したクラックでしたが、今後は家全体に拡がるリスクもあります。そのため、当社ではエポキシ樹脂注入工法によるひび割れ補修をご提案。外壁表面だけを塗装で隠すのではなく、内部からしっかり補強することで、再発を防ぎます。
また、外壁に見られた黒ずみや雨垂れ痕も含めて、外観の美しさを回復させる外壁塗装もあわせて検討することで、建物の資産価値向上にも繋がります。お客様にもその旨を丁寧にご説明し、後日お見積もりを提出させていただくことになりました。
軒天部分の劣化と雨水被害の兆候
軒天(のきてん)部分には明らかな劣化のサインが見られました。軒天とは、屋根の裏側にあたる部分で、屋根からの雨だれを防ぎ、見た目を整えると同時に、小動物の侵入防止や通気などの役割も担っています。
今回の現場では、軒天に黒ずみや腐食、雨染みが複数箇所に渡って確認されました。これは、屋根から雨水が垂れ流れ状態となり、長年にわたり直接水分を受け続けたことが原因です。特に、軒樋(あまどい)が適切に機能していないことも確認されており、雨水が適切に排出されず、軒天に悪影響を及ぼしている状況でした。
このような劣化を放置すると、木部の腐食が進行し、最悪の場合は軒天材が崩れ落ちる恐れもあります。見た目にも悪く、防火性や通気性にも問題が出てきます。そのため、当社からは軒天の張り替え、及び破損した樋の修繕工事をあわせてご提案しました。
お客様も「軒天は普段見ない場所なので、指摘してもらえてよかったです」と安心された様子でした。見えにくい部分こそ、プロの目での点検が重要だと再認識する現場でした。
瓦のズレと防水対策の必要性
屋根に上がって調査を進めたところ、瓦のズレや隙間が複数確認されました。写真3枚目のように、一見すると光沢があり綺麗に見える瓦屋根ですが、経年劣化により固定力が低下し、少しずつ瓦がずれてしまっていました。
ズレた瓦の隙間から雨水が侵入すると、屋根下地であるルーフィング(防水シート)や野地板がダメージを受け、内部腐食や雨漏りの原因となります。また、強風時には瓦の一部が飛散し、近隣への被害や二次災害にもつながる危険性があります。
今回は、全面葺き替えが必要なほどではありませんでしたが、部分的な瓦の差し替えとズレ防止のための固定処理、そして屋根全体への防水塗料の塗布をご提案しました。また、南面の風当たりが強いエリアには、強化接着剤での補強を施すことで、長期間の安定性を確保することができます。
お客様からは「瓦はまだまだ使えると思っていたので、防水処理だけで済むなら安心です」と前向きなご感想をいただき、後日工事スケジュールを調整する運びとなりました。
今後の提案と工事の進め方
現地調査を踏まえ、今後の工事計画としては、以下の3点を軸にご提案を進めてまいります。
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外壁クラックの補修と部分塗装
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軒天の張り替えおよび破損した樋の修繕
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屋根瓦のズレ補修と防水処理の施工
お客様のご予算や工期のご希望も伺いながら、段階的に工事を行うプランも選択肢としてご案内しております。例えば、まずは雨漏りリスクの高い箇所を優先的に補修し、次に外観補修を行うことで、費用面でも無理のない対応が可能です。
また、当社では施工前にカラーシミュレーションを行い、補修後の仕上がりイメージをご確認いただけるサービスもございます。今回のお客様にも、外壁の補修部分と既存の塗装色とのバランスを考慮し、違和感のない仕上がりを提案する予定です。
さらに、山田興業の強みであるアフターサポートも万全です。施工後1年ごとの無料点検を実施し、再発や新たな劣化箇所がないかを定期的にチェックします。長く安心して暮らしていただけるよう、これからも丁寧なフォローをお約束いたします。
まとめ
・大阪府摂津市北別府町で屋根の現地調査を実施
・外壁に大きなひび割れを確認し、エポキシ補修をご提案
・軒天の劣化と雨染みによる交換工事が必要
・瓦のズレを修正し、防水処理による延命施工を計画
・段階的な工事とアフターフォローで安心対応
よくある質問
Q1. 屋根調査だけでもお願いできますか?
はい、調査のみのご依頼も大歓迎です。無料で対応しておりますのでお気軽にご相談ください。
Q2. 工事費用が心配です。分割払いや補助金は使えますか?
山田興業ではローンのご紹介や補助金のご案内も行っています。費用面でも安心してご相談ください。
Q3. 瓦屋根から金属屋根への変更は可能ですか?
可能です。軽量化・耐震性向上にもつながりますので、将来のリフォーム計画としてもおすすめです。
今回の工事に関するコツ
屋根補修を検討される際には、外観だけでなく「雨水の通り道」を意識した点検が非常に重要です。特に瓦屋根は見た目に変化が出にくいため、ズレや浮きがあっても気付きにくいという特徴があります。写真のように一部がズレていたり、軒天に雨染みが出ている場合は、目に見えない内部で問題が進行している可能性があります。
そのため、定期的な点検と防水処理の実施は、屋根の寿命を延ばす最大のコツです。さらに、クラックの発見も放置せず早期に補修することが、建物全体の耐久性を保つ鍵となります。軒天などの普段目にしない箇所は、ドローンや専門業者の調査でしか把握できない場合も多いため、プロの目での点検を年1回は受けるよう心がけましょう。
山田興業では、こうした屋根・外壁の調査を無料で行っております。大阪府摂津市の気候や建物の特性を熟知した職人が対応しますので、ご自宅の現状が気になる方は、ぜひ一度ご相談ください。

















