現地調査をしてきました

今回は大阪府摂津市鶴野にある3階建ての戸建住宅にて、外壁塗装のための現地調査を行ってまいりました。調査には、当社職人が直接現場へ向かい、建物全体の外壁材の状態や目地のコーキング、汚れや苔の発生状況を丁寧に確認しました。朝一番に社用車で本社(東別府)を出発し、現地には約15分で到着。日差しの角度から建物の陰影が強調される時間帯だったため、外壁の凹凸や傷みが一層よく確認できました。
まず目に入ったのは、バルコニーの下部や外壁全面にかけて付着していた黒ずみや緑色の苔汚れでした。とくに日陰になる北側の壁面には、雨だれによる水分の停滞が確認され、湿気の多い環境が続いていると推察されます。また、外壁の目地部分では、コーキング材が痩せてひび割れ、縦の継ぎ目には一部剥離も見られました。これらは雨水の侵入リスクを高めるサインであり、早急な対応が必要です。
今回の現地調査の結果、外壁材自体に大きな破損はなかったものの、全体的に塗膜の劣化とコーキングの寿命が明確に見受けられたため、外壁塗装のほかコーキングの打ち替え工事も併せてご提案する方針としました。
外壁の苔と汚れの発生が進行、塗膜の防水性が低下している可能性

現地調査によりまず明らかになったのが、外壁に苔やカビのような汚れが多く発生していた点です。特に窓の下部や建物の北面の壁では、目視で確認できるほど苔が広がっており、湿気が滞留している状態が続いていることがわかりました。これらの汚れは単なる美観の問題にとどまらず、外壁材を構成する塗膜の防水性がすでに低下していることを示しています。
塗装された外壁は、もともと撥水性のある塗膜で守られていますが、経年劣化によりその効果が徐々に薄れ、最終的には壁が水を吸いやすくなってしまいます。こうなると湿気が溜まりやすくなり、苔やカビの温床になってしまいます。さらに、苔が付着したまま放置すると、表面に微細なひび割れを生じさせたり、素材の劣化を早めたりと、建物全体の耐久性にも悪影響を及ぼします。
今回のお宅でも、塗膜の劣化により防水性が落ちている状態と判断し、高圧洗浄と併せて防カビ・防藻性のある塗料を使用する必要があると結論づけました。美観の回復はもちろんですが、住まいの健康を守るためにも、苔の除去と塗膜の再形成が不可欠です。
コーキングの劣化と目地割れが深刻化、雨水の侵入リスクが高まっている

現場で特に懸念されたのは、外壁の継ぎ目に施されたコーキングの劣化状況です。写真でもご確認いただけるように、縦の目地部分ではコーキングが完全に痩せて隙間ができ、場所によっては剥がれや破断が見受けられました。これは築10年を超える住宅に多く見られる症状で、放置しておくと目地から雨水が侵入し、壁内の断熱材や木材にダメージを与える恐れがあります。
また、表面上は問題なさそうに見える箇所でも、実際にコーキングを軽く押すと弾力がなく、硬化して脆くなっているケースも多々ありました。こうした状態では、外部からの振動や気温差に追従できず、さらに亀裂が広がる可能性があります。とくに今回の建物のように3階建てで高さがある構造では、建物の揺れに対する柔軟性も重要ですので、コーキングの機能維持は重要課題です。
このため、今回の調査結果をもとに、既存のコーキングを撤去し、新たに高耐久型の変成シリコン系コーキングを使用する「打ち替え工事」をご提案しました。こうすることで、再び雨水の侵入を防ぎ、外壁材の寿命を延ばすことができます。
高所の安全確保と狭小地での作業性を考慮した施工計画が必要
今回の住宅は、両隣との距離が比較的近く、また道路側にも車両の通行がある立地でした。そのため、外壁塗装工事を行う際には足場の設置方法や資材搬入の導線確保において、細心の注意が必要となります。特に3階建てという高さから、安全対策として足場には転落防止用のメッシュシートを全面に張り巡らせる計画が必要です。
また、施工中に近隣へ塗料が飛散しないよう、洗浄・下塗り・中塗り・上塗りそれぞれの工程ごとにタイミングを調整し、風向きや天候にも十分配慮します。加えて、朝の通勤時間帯など交通量の多い時間には作業を控えるなど、周辺環境にも配慮した施工スケジュールを組むことが求められます。
山田興業では、このような都市型住宅に多い施工条件を熟知しており、作業スペースの制限下でも品質を落とさず、安全第一で工事を進めてまいります。また、お客様のご要望に応じてカラーシミュレーションを事前に実施し、近隣建物との調和を大切にした外観デザインをご提案することも可能です。
現地調査をもとにご提案する今後の外壁塗装計画
今回の現地調査を経て、私たち山田興業では以下の施工内容をご提案いたします。まず第一に、外壁全面に高圧洗浄を実施し、苔や汚れ、劣化塗膜をしっかり除去します。その後、防カビ・防藻性に優れた下塗り塗料を用い、外壁の吸水性を改善。中塗り・上塗りには、紫外線に強く耐久年数の長いシリコン塗料またはフッ素塗料をおすすめしています。
同時に、既存のコーキングは全て撤去し、新しいコーキング材を目地全体に打ち直す計画です。特に縦目地の動きに対応できるよう、柔軟性と耐候性を兼ね備えた材料を選定。細部まで手を抜かず、雨水の侵入リスクをゼロに近づけます。
さらに、ご希望があれば、ドローンによる屋根の点検も同時に実施し、屋根の塗装や板金の浮き、破損箇所がないかも無料でチェックいたします。今回のお客様も屋根の診断にご興味を持たれており、次回のご訪問時にはカラーシミュレーションと併せてご案内する予定です。
まとめ
摂津市鶴野で実施した外壁塗装の現地調査では、コーキングの劣化と苔の繁殖が目立ち、外壁材の防水性の低下が確認されました。今後は高圧洗浄・塗装・コーキング打ち替えを含む計画的な施工が必要です。山田興業ではこうした症状を見逃さず、地域に密着した丁寧な対応をお約束します。
よくある質問
Q1. 苔がついているだけで外壁塗装は必要ですか?
A. はい、苔は塗膜の防水性が落ちているサインです。放置すると外壁の劣化が進みます。
Q2. コーキングは補修ではなく打ち替えのほうが良いのですか?
A. 劣化が進んでいる場合は、補修では不十分なため打ち替えをおすすめします。
Q3. 3階建てでも足場は問題なく組めますか?
A. はい、狭小地でも対応可能な足場をご用意し、安全第一で施工いたします。
今回の工事に関するコツ
今回のような都市部の3階建て住宅では、見えにくい外壁の劣化を早期に察知することが非常に重要です。そのためにも、5〜10年に一度はプロによる現地調査を受けて、目視ではわかりにくい苔や塗膜の剥がれ、コーキングのひび割れなどをチェックすることが大切です。
特にコーキング部分の劣化は外からではわかりにくく、気づいたときにはすでに雨水が建物内部に浸入しているというケースも少なくありません。こうした被害を未然に防ぐには、打ち替えを前提とした施工プランを立て、外壁と同時にコーキングも一新することが望ましいです。
また、塗料選びも重要なポイントです。環境によってはカビや苔が発生しやすいので、防藻・防カビ性のある塗料を選ぶことで、長期間きれいな状態を維持することができます。山田興業では、地域の気候や日照条件をふまえた塗料の選定を行っており、摂津市の住宅に最適なご提案が可能です。
最後に、塗装後のアフターフォローも大切です。山田興業では、年1回の無料点検を実施しており、施工後も安心が続きます。こうしたトータルサポートを活用し、快適な住まいを維持していきましょう。

















