現地調査をしてきました
11月下旬、冷たい風が吹き抜ける朝、私は大阪府摂津市鳥飼西の住宅へ現地調査に伺いました。今回は「雨漏りがするので確認してほしい」とのご依頼をいただき、山田興業の一員として調査に向かいました。現地までは社用車で移動し、住宅街の中ほどにある2階建てのお宅に到着。築年数は20年以上と見受けられ、外観にも年季を感じる佇まいでした。
お客様からは「2階の天井近くから雨漏りがある」との申告があり、調査は屋根まわりを中心に、外壁やサッシ周辺の状態も含めて丁寧に進めました。まず屋外では、外壁の一部に縦に走るクラック(亀裂)を確認。また、サッシまわりの雨戸の一部に経年劣化が見られ、防水性能に不安がありました。さらに、室内天井付近ではクロスの浮きや湿気の影響と思われる変色も見受けられ、雨水の浸入がほぼ間違いない状態でした。
調査では、弊社の特長でもある高所ドローン点検も併用し、屋根全体の状態も確認。すると、屋根材の一部にひび割れやコーキングの剥がれがあり、雨水の浸入経路となりうる箇所がいくつか判明しました。これらの調査結果をもとに、後日お客様へ適切な補修工事のご提案を行う予定です。
雨漏りの原因は複合的|屋根材の劣化と外壁のひび割れが鍵
今回の雨漏りの主な原因として、屋根材と外壁の複合的な劣化が考えられます。まず屋根では、表面の防水層の劣化と、一部コーキングの切れによって雨水が内部へ侵入する可能性が非常に高い状況でした。さらに、軒先部分の板金の合わせ目もやや浮いており、強い雨の際にはそこから水が入り込む恐れがあります。
また、外壁に確認されたクラック(ひび割れ)は雨水の侵入口として非常に注意すべき箇所です。特に、窓枠周辺のシーリングの劣化は、室内への雨水侵入に直結するポイントとなります。これらが重なることで、室内にまで被害が及んでいたと推測されます。
このような症状は築15年以上の住宅でよく見られますが、定期的な点検が行われていない場合、雨漏りとして表面化して初めて気づかれることが多いです。今回も「最近になって雨染みが出てきた」とのことでしたが、実際にはもっと以前から劣化が進んでいた可能性があります。山田興業ではこうした見えにくい部分の劣化も徹底的にチェックいたします。
工事では下地補修とコーキング打ち替えが不可欠です

今後の工事計画では、まず雨漏りの根本原因となっている屋根の下地材と外壁の補修が必要です。屋根については、劣化した瓦や金属屋根材の交換、または再塗装の前に防水下地の見直しを行います。コーキングについては既存のものを完全に撤去し、新たに耐久性の高い変成シリコン系コーキング剤を打ち直す予定です。
外壁のクラック補修には、Uカット工法と呼ばれる手法でひび割れ部分を削り、新しい補修材をしっかりと充填。その後、全体を塗装仕上げすることで美観と防水性を回復させます。加えて、サッシ周辺には水切り金具の追加や、既存パッキンの交換など細かな防水処理を実施することで再発を防ぎます。
工事は天候の影響を受けやすいため、冬場の寒波や雨の日は作業を避け、スケジュール調整を慎重に行うことも重要です。山田興業では施工後のアフターフォローとして年1回の無料点検も実施しており、安心してお任せいただける体制を整えています。
再発防止には建物全体のメンテナンスが重要です
今回のように雨漏りが発生した場合、一部の補修で済ませてしまうと、再発リスクが高まります。雨漏りは建物の「警告サイン」のようなもので、原因は一か所だけとは限りません。実際、調査時には複数箇所のコーキング劣化や屋根材のズレ、外壁のヒビなどが見つかっており、建物全体のメンテナンスが求められる状態でした。
そのため、工事では「一部修理」ではなく「予防保全型の修繕」を意識しています。とくに築年数の経った建物では、雨漏りをきっかけに全面的な見直しを行うことで、結果的に長く快適に暮らせる家に生まれ変わります。
山田興業では、ドローン点検による高精度な診断のもと、屋根や外壁の全体像を把握。必要に応じて、外壁塗装や屋根の葺き替えといった提案も行っています。今回も現場で追加提案として「外壁全体の塗装による美観回復と防水強化」をご案内したところ、お客様から「せっかくならきちんと直したい」と前向きなお返事をいただきました。
まとめ
摂津市鳥飼西で実施した今回の雨漏り調査では、屋根材の劣化や外壁のクラック、コーキングの劣化といった複数の問題が見つかりました。こうした症状は目視だけでは発見しにくいため、専門の技術と経験が欠かせません。山田興業では、これらの課題に丁寧かつ迅速に対応し、再発防止まで見据えたご提案を行っています。安心・快適な住まいを維持するために、定期的な点検と早期の対応が大切です。
よくある質問
Q1. 雨漏りの原因が見つからないことはありますか?
A1. あります。雨漏りの原因は1か所だけではなく複合的であることが多く、調査に時間を要する場合もあります。山田興業ではドローン点検や散水調査を併用して正確に原因特定を行います。
Q2. 雨漏り補修工事にはどれくらいの時間がかかりますか?
A2. 工事の内容によりますが、部分補修であれば1~2日、屋根や外壁の広範囲修繕の場合は1週間以上かかることもあります。
Q3. 見積もり後の追加費用は発生しますか?
A3. 基本的には発生しませんが、工事中に想定外の劣化が見つかった場合には、お客様と相談の上、内容と費用をご案内いたします。
今回の工事に関するコツ
雨漏り補修工事においてもっとも重要なのは「早期発見・早期対応」です。雨漏りは屋根や外壁の小さな隙間からでも発生し、一度室内に浸水すると天井材や壁紙、断熱材など内部構造にも深刻なダメージを与える可能性があります。そのため、「ちょっとした染み」「湿気が気になる」といった小さな異変を見逃さないことが肝心です。
次に、施工会社の選定も大切です。価格だけで判断せず、丁寧な現地調査を行い、写真や映像でわかりやすく説明してくれる会社を選ぶことで、安心して工事を任せられます。山田興業では、高所ドローン撮影による点検や、施工後のアフターフォローも充実しており、「見えない部分こそ丁寧に」がモットーです。
さらに、補修箇所以外の点検やメンテナンスも一緒に実施することで、次のトラブルの予防にもつながります。例えば、雨漏り補修のついでに外壁の塗装やサッシ周りの防水処理を見直すことで、建物全体の耐久性を高めることができます。
最後に、季節選びもコツの一つです。梅雨前や台風シーズン前にメンテナンスを行えば、未然に大きなトラブルを防ぐことができます。今回のように11月の調査は最適なタイミングといえるでしょう。

















